子育てに自信がもてない。
親の心をもてあそんでいるのか
と思えるほど
毎日 母親の気持ちは揺れます。
子供を理解している母親は
状況判断ができる。
今日のお話しです。
前回 反抗期【母の叫び相談室】ブログ
【子供の気持ちがわからない】「あきらめたらだめ」母親の状況判断が命
前回ブログの続きです。
中学2年生の男の子（Tくん）と
母親（Sさん）のお話しを
もう少し詳しく
お話しさせていただきます。
（ご相談者さまの了解を得て
ご紹介させていただいております）
毎朝の登校時刻が母親にとってどれほどつらいものか
学校に行くと信じて
（願いを込めて）
毎朝のお弁当を作っています。
そして 7時45分は
声かけの時間
8時すぎには家を出ないと。
毎朝のこの時間が
どれほどSさんの気持ちを
揺れ動かしているか…。
自分から
サッと起きてくる日もあれば
お布団を頭からかぶって
部屋から出てこない日もあります。
本当に母親ってつらいです。
思いの外 サッと起きてきた
（ホッとする）
学校から帰宅してわりと機嫌がいい
（ホッとする）
塾の時間に間に合うように
出発するかどうか…
（仕事をしていても気になる）
塾に行っていなかったことを知る
（心の底からガッカリする…）
塾の先生は
根気よくご指導してくださる
（涙が出るほどありがたい）
子供は
親の心をもてあそんでいるのか
と思えるほど
毎日母親の気持ちは揺れるのです。
Sさんは
喜んだり 落ち込んだりのくり返し。
本当に疲れきっていると思います。
【自信がない】中学生の子育て 母親の悩み
Sさんに今回の対応
素晴らしかったです
とお伝えしたところ
私に話すのを
（車で子供を学校まで送ったこと）
躊躇されたほど
ご自分の子供への甘さに
落ち込んでらしたようでした。
落ち込んでいる自分を
なぐさめるために素晴らしいと
言ってくれたんだ
と思い込んだほどに。
それほどSさんは
自分に自信がもてなくて
だけども
子供と真っ直ぐに向き合って
いらっしゃるのです。
子供と真っ直ぐに向き合うって
疲れますから 本当に。
【甘やかしでない状況判断】子供を理解している母親はできる
（実際にSさんへ送った言葉です）
『なぐさめるというよりも
本当に良かったと思いましたよ。
送ってあげるのが
悪いことではないんですよね。
全然いいことなのです。
ただ本人の甘えを加速させるような
甘やかし（じゃあ行ったるわとか）
の対応の送ってあげる
これは良くないと。
最終日の試験があり
本人も行かなきゃと思ってた。
ベッドの端に座って葛藤していました。
言いたいことをお口チャックして
「あきらめたらあかん」
とサッと車を走らせた。
本人も行かなきゃと思っていたから
サッと車に乗った。
これは甘やかしではないと思います。
私も同じようにしていたと思います。
状況判断て難しいのですが
本当にその子をわかっていれば
母親はできると思います。
よく考えてみてSさん。
1年生の学校に行けなくなった
あの頃から
ずいぶん成長していますよ。
学校も行っているし
お友達とも仲良くしてる
良い先生の塾にも通って
今やる気が出てきています。
担任の先生からも
たくさんお力をいただけています。
着実に前に進んでいますからね。』
【諦めない心を育てる】親が寄り添い 共に歩むこと
子供は
自分とは違う人間であること
子供の性格を理解すること
親と似ているところはあっても
根本のもって生まれた性格は
違うと思います。
それは「生年月日」からも
よみとれます。
中学生になって自我が芽生えますと
もう育っていますから
なかなか言い聞かせるのは
難しくなるのです。
諦めない心を育てるのは
やはり小学生の6年間が
大事になるのかなと思います。
親が寄り添い 共に歩める時間が
小学生の6年間なのですよね。
中学生になって本人の心が
芽生えてきますと
寄り添うのはなかなか難しいです。
それでも
真っ直ぐに向き合うこと
寄り添い 共に歩むこと
私たち母親ができる
唯一の子育ての道だと思います。
今日もありがとう。
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壮絶反抗期の子どもをもつ【母の叫び相談室】
高橋 プロフィール
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